法とコンピュータ No.29 July 2011

<特集 ネットワーク社会における青少年保護>

目次

巻頭言 野村豊弘

<第35回法とコンピュータ学会研究会報告>

■研究報告
 ネットワーク社会における青少年保護をめぐる政策と制度の現状 新保史生

 ネットワークにおける青少年保護の法制度
 「違法」ではないが「有害」とされている情報への対応 紙谷雅子

 有害情報規制をめぐる問題について
 〜都条例改正案「非実在青少年」規制を中心に 藤本由香里

 インターネット上の違法・有害情報の実態 吉川誠司

 青少年インターネット環境整備法及び基本計画に基づく施策等について 本田昭浩

 「青少年有害情報」と民事責任 丸橋透

 ネット上の児童ポルノに関する擬律の混乱(sexting・ファイル共有・リンク)
 奥村徹

■パネルディスカッション総括
 パネルディスカッション 新保史生

<特別寄稿>
 著作権法をめぐる最近の視点・論点
 −インターネットは著作権法のパラダイムを転換したか 松田政行

<小グループ研究会報告>
 クラウドコンピューティングの現状に関する技術面からの考察 下道高志

 クラウド・コンピューティング・サービスの法的リスク
 −技術的側面からの法的リスクの検討 濱野敏彦

 電子出版市場の現況と課題 三瓶徹

<文献案内>
 明日をどこまで計算できるか?「予測する科学」の歴史と可能性
 プライバシー・個人情報保護の新課題

<文献目録>
 法とコンピュータ文献目録

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